第6回海洋ロボットコンペティション
こんにちは。援助計画課です。
早いものでもう12月になってしまいましたね。
先月11月7日(土)、8日(日)宜野湾新漁港において海洋ロボットコンペティション(通称海洋ロボコン)が開催されました。沖縄能開大からは2チームが出場しました。
今回のブログでは、今年度の大会の様子についてご説明したいと思います。
海洋ロボットには、通信ケーブルでつながった機体を遠隔操作するROVと、自律制御式のAUVがあります。
ROV部門では、海中に設置されているQRコードを時間内に読み取ることで得点を競います。AUV部門では、規定の距離間を自律制御で正確に航行、潜行できるかを競います。
こちらが当校のチームOPC-βが作成したROVロボット「あさせ3.5」です。
ロボットに搭載したカメラにより、水中に設置されたQRコードを読み取ります。
ロボットが撮影した映像はパソコンに送信されるので、選手はその映像を見ながらロボットを操作して上手くQRコードを読み取る作業が必要になります。
制限時間は5分なので、素早く的確な操作が求められます。
一方こちらはチームOPC-αが作成したAUVロボット「サータアダムスキーVer2.0」です。この写真ではプールで筐体検査(浸水等のチェック)を行っている様子です。
AUVは事前に組んだプログラムによって動くので、海中に入りスタート地点から動き始めると途中で操作することはできません。波に煽られたり機体が傾いてしまってもセンサで方向を修正して、真っ直ぐ進むことができるように作られています。
海上を航行するサータアダムスキーVer2.0です。
大会結果ですが、まず、サータアダムスキーVer2.0がAUV部門で優秀賞を受賞しました。
そして、あさせ3.5はROV部門では健闘しましたが惜しくも3位でした。
ただその努力が認められ、知能チャレンジ部門で敢闘賞を受賞しました。
また、今回は来沖していない学校からも動画でロボットのプレゼンテーションを行ってもらい、審査員が評価を行いました。表彰式ではzoomを繋いで行いました。
コロナウイルスの感染状況が危ぶまれていた時期ではありましたが、感染対策を行い、オンラインによる審査や配信を行うことで大会を実施することができました。
出場された学生の皆さん、指導された先生方、ロボットの補助作業をしてくださった学生バイトの皆さん、そして審査員の皆様2日間お疲れ様でした。
援助計画課 Y.M.