沖縄能開大・ウチナー通信

こんにちは。生産機械システム技術科です。   去る 6 月 12 日に沖縄では梅雨が明けました。 今年は平年よりも 10 日以上早い梅雨明けでした。 待ちに待った夏の到来です。休日を楽しみにしている方々も多いのではないでしょうか。   さて、今回は生産機械システム技術科 1 年生の精密加工応用実習の様子をご紹介します。 この春、専門課程・生産技術科から応用課程・生産機械システム技術科に進学した 学生たちが現在取り組んでいるこの実習では、 新たに教わる半自動旋盤や半自動フライス盤の取り扱い方を習得し、 精密加工課題を完成させます。 また、シャーリングマシン、レーザー加工機、コーナーシャー、プレスブレーキを用いた 精密板金の課題にも取り組みます。   この実習では与えられた図面と工具リストから、切削条件を含めた加工手順書を 学生自らが考えて作成し、それを見ながら各部品を加工していきます。 生産技術科在学時の習得度も大きく影響してきます。 また、加工する被削材の材質は鋼、アルミニウム合金、ステンレス鋼、黄銅、 ポリウレタンと様々です。 慣れない加工手順書作成、機械操作、被削材に苦労している学生もいるかと思いますが、 この経験は自ら設計し自ら加工して装置をつくっていく標準課題や開発課題、 そして、就職してからもきっと活かされますので、 安全第一で怪我のないよう頑張っていきましょう！   （生産機械システム技術科　 O ）

　　第58回技能五輪全国大会に向け「レストランサービス職種」部門の沖縄県の代表を選出する予選会が実施されました。２年前に技能五輪全国大会が沖縄で開催されることを皮切りに観光立県としてホテル業界ではサービス技術の向上へと力を注ぎ、全国1位、また昨年はロシアで行われた世界大会へも日本代表として当校の卒業生でもある知念栞子さんが出場しました。沖縄はリゾート地として世界からも注目されており、全国、世界に通用するホテルマン育成の機会としても各ホテルからの出場者も熱が入り、ますますレベルアップした予選会となりました。出場メンバーは当校の在校生、今年３月に卒業した先輩方、入社２年目の卒業生など、なんとホテルビジネス科３世代が切磋琢磨し、各々のサービス技術を披露しました。今年はコロナの影響で見学者に制限をかけたり、全国大会開催の見通しはまだ不透明ですが、技術を磨き、カッコイイ立振る舞いのホテルスタッフが沖縄には多く健在していると審査員からも高評価でした。