生産機械システム技術科~標準課題実習について~
こんにちは。生産機械システム技術科です。
今回は、生産機械システム技術科の1年生が実施している標準課題実習の様子を紹介します。
標準課題では、グループに分かれて機械装置の設計・製作を行っています。グループは4グループで、1グループは4~5人となっています。内容としては、1グループは生産ロボットシステムコースに所属し、生産ロボットシステムを活用した機械装置を、それ以外のグループはパレタイジング装置の設計・製作を行っています。
こちらは、過去に製作したパレタイジング装置です。パレタイジング装置は、4種類のワークを決められた通りに組立・分解動作を行う装置で、吸着パッドのようなものを使用することで、ワークをつかんだりはなしたりすることができます。
各グループはこれまでに第1段階の企画審査、第2段階の構想審査を通過し、現在は第3、第4段階の設計審査を行っているところです。設計審査では、解決するべき設計上の課題が明確になり、3DCADでの詳細設計も最終段階に入ります。
標準課題ではスケジュール管理も重要となりますが、遅れが出ているグループもあるようです。11月末からは作成した図面をもとに加工を進めていくことになるので、それに向けて引き続き検討を重ねていき、計画的に装置を完成させてもらいたいと思います。