標準課題発表会の報告について

こんにちは。生産電子情報システム技術科です。

秋分の日(9/22)も過ぎ、そろそろインフルエンザの対策も検討する時期になりました。10月と言えば、運動会または体育祭が開催されるシーズンですね。今年から「体育の日(10月の第2月曜)」は【スポーツの日】に改称されたのはご存じでしょうか?さらに今年に限ってこの【スポーツの日(10/12)】は、東京オリンピック開催に伴い開会式が予定されていた7/24(金)に移動し、前日の「海の日」と合わせて4連休だったことも。つまり、今年の「10月は祝日がない!」ということです。因みに来年はというと、延期された東京オリンピックが開催される場合には、今年と同様に特例措置として開会式当日の7/23(金)になる見込みとのことです。来年のカレンダーには注目しましょう。

さて、今回は当科の【標準課題実習】をご紹介します。正式な科目名は、「組込みシステム構築課題実習」といい、訓練時間数は
180時間(10単位)で概ね半年間の実習科目です。

科目の特徴としては、ものづくりに関する一連の手順を体得することを目的としています。具体的には、提示されたテーマに対して、「①企画の立案 → ②システム要求仕様 → ③概要設計 → ④詳細設計 → ⑤システムの製作・構築 → ⑥調整・評価 → ⑦報告・発表」までの工程にグループ単位で取り組みます。

今回のテーマは『通信技術を使用した組込みシステム』であり、グループは
34名のメンバー構成で合計6テーマとなりました。テーマの例としては、「教室の空き状況を管理するシステム開発」や「ペット(猫)を遠隔で監視するシステム開発」など、近年話題のIoT技術を活用したテーマが多い印象でした。

9/28
(月)に開催された標準課題発表会では、10分間の持ち時間で製作物のプレゼンテーションを行い、堂々とした発表であったこと、質疑応答に対して誠実に回答していたことが印象的でした。


【テーマ名】 遠隔操作ロボットの製作


【テーマ名】 スマートダストボックスの開発


【テーマ名】 猫の遠隔監視システムの開発



【テーマ名】 NUIを用いたブロック崩しゲームの開発



【テーマ名】 教室の空き状況管理システムの開発

【テーマ名】 室内サイクリングシステムの開発

最後に今回の標準課題実習は、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、実習スケジュールも大幅に変更となってしまい、各グループ大変だったことでしょう。製作した作品も当初の目的より十分に達成できなかったグループもありましたが、このグループワークの経験をぜひ開発課題実習に生かしていくことを期待します。

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