AI技術の習得を目指して!
こんにちは。生産電子情報システム技術科です。
前回の当科担当のブログでは、「第4次産業革命」に対応する授業についてご紹介致しましたが、今回もこれに関連する新たな試みとして「AI(人工知能)」の技術習得を目指した授業をご紹介致します。
AIは分類と予測を得意としており、これを活用することで作業の大幅な効率化を見込めるため、今後の情報化社会の中枢を担う技術として非常に大きな注目を集めております。授業では画像認識をテーマとしてAI技術の基礎を理解したうえで、自分達の発想でAIを活用した新しいシステムを開発するグループワークに臨みました。
まずは与えられた材料とアイデアを照らし合わせながら、システムのイメージを膨らませていきます。アイデアは実現可能か、追加要素はどのようなものが考えられるか、じっくりと検討を重ねていきます。
計画が定まったらグループ内で担当を割り振り、検証を重ねていきます。この時、お互いの考えや進捗状況をしっかりと把握する必要があるため、情報共有(コミュニケーション)が欠かせません。
グループワークの最後の取り組みとして、クラスメイトに向けて自分達の開発したシステムの成果発表会を行いました。どのグループも個性的かつ実用性の高いシステムを開発しておりましたので、その一部を紹介致します。
・ゲート開閉システム ・マスク着用判定システム ・駐車場監視システム 等
AIというものに大きな興味・関心があったものの、敷居が高く難しいと敬遠していた学生も今回の授業を通じてAIの概念と活用方法を理解することができ、非常に充実した時間を過ごせたようでした。この経験を基に、標準課題や開発課題において更なる展開を期待したいと思います。
(生産電子情報システム技術科 指導員 U)