生産技術科 総合制作テーマ発表会

 こんにちは、生産技術科(募集名:生産機械技術科)です。今回は、7月19日(火)に行われました総合制作テーマ発表会の様子をお伝えいたします。

オープニング

今年は5グループに分かれて、5テーマ取り組むことになりました。テーマ名は「パミスクリーナの設計・製作」、「乗用芝刈り機の設計・製作」、「PLCを用いた自動販売機の設計・製作」、「プラスチック射出成形で用いる金型の設計・製作」、「電動車いすの設計。製作」。発表は1テーマ10分。取り組むテーマ内容の説明や意気込みを各グループ発表しました。

まずは、「パミスクリーナの設計・製作」の発表が行われました。パミスとは軽石のことで、沖縄県沿岸に漂着した問題となっている軽石を除去するクリーナー製作に取り組むことになりました。

パミスクリーナの設計・製作

次に、「乗用芝刈り機の設計・製作」の発表が行われました。当校敷地でも雑草が多く、草刈りを定期的に行っていますが、その草を除草したいということで製作に取り組むことになりました。

乗用芝刈り機の設計・製作

次に、「PLCを用いた自動販売機の設計・製作」の発表が行われました。コロナ禍の影響で、人との接触を避けることが増え、そのため様々な自動販売機が世の中に増えています。その増えている自動販売機に興味を持ち、製作に取り組むことになりました。

PLCを用いた自動販売機の設計・製作

次に、「プラスチック射出成形で用いる金型の設計・製作」の発表が行われました。脱プラスチックの動きのある中で、土壌や海洋で分解されるバイオプラスチックの開発・普及、強度を強めたCFRPという炭素繊維強化プラスチックの普及など、今も増えています。そのプラスチック金型の製作に取り組むことになりました。

プラスチック射出成形で用いる金型の設計・製作
 次に、「電動車いすの設計。製作」の発表が行われました。年々高齢者が増え、2040年には40%近くまで増加し、車いすを利用が増えることが予想されています。行きたいところへ移動可能な電動車いすの製作に取り組むことになりました

電動車いすの設計・製作

各グループ、様々な社会問題を解決する装置の開発が始まりました。どのグループも来年2月の完成目指して、まずは設計より始めます。今後も、進捗状況を報告しますので、お楽しみにしてください。

 最後に、7月25日(愛知県:フライス盤 職種)、28日(広島県:旋盤 職種)が行われる「第17回 若年者ものづくり競技全国大会へ出場」があり、概要説明と選手の意気込みがあった。ほぼ毎日、遅くまで残って練習してきており、今年も選手の活躍が期待されます。また、結果についてもブログにアップしますので、お楽しみにしてください。

若年者ものづくり競技全国大会への出場


競技選手(左:仲村 合気、右:譜久里 昂)

コロナ禍でもたくましく挑戦し続ける生産技術科の学生。次回ブログもお楽しみに!!

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