令和3年度より生産ロボットシステムコースがスタートします

 

こんにちは。生産機械システム技術科です。

今年度は新型コロナウイルスに振り回された1年になりましたが、先日、無事に卒業式を終えることができ、

技術者の卵たちがそれぞれの進路に向かって巣立っていきました。今後のご活躍を期待しております。

 

さて、応用課程では、新年度より生産ロボットシステムコースが開設されます。

応用課程の生産機械システム技術科、生産電子情報システム技術科、生産電気システム技術科の

各科1年生5名程度の学生が4台の産業用ロボットを活用した自動生産ラインの構築をおこないます。

この実習を通して、自動生産システムを動かすために必要な産業用ロボットの操作やプログラミング、

画像処理、機械加工、そして、システム全体を自動で運転するプログラミング等の技術を学びます。

 

開設に先立ち、システムの納品・設置・調整が完了し、先日、応用課程教員に向けたシステムの導入研修が開かれました。

今回はそのシステムの概要をお届けします。



【供給ステーション】

このロボットで基板にICチップを載せることができます。

また、3種類の色、形状の異なる小さなブロックを高速で仕分けることができます。



【外観判別ステーション】

このシステムは、供給コンベアから送られてくる電子回路基板の外観検査をおこない、

合否の判定の後、機能検査ステーションに送ります。


【機能検査ステーション】

このシステムは、外観判別ステーションから送られてくる電子回路基板の出力電圧、周波数を検査し、

組み立てステーションに送ります。


【組立て・仕分けステーション】

このシステムは、機能検査ステーションから送られてくる電子回路基板を良・不良品に分け、

良品をケースに梱包し、良品ストッカーに格納します。

外観判別や機能検査ステーションの検査結果をRFIDによって読み取り、仕分けられていく仕組みになっています。


生産ロボットシステムコースの詳細は、以下のリンク(当校のサイト)にてご覧いただけます。

http://www3.jeed.go.jp/okinawa/college/gakka/seisan-robot.html

 

 

(生産機械システム技術科 O)

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