開発課題 製作物の作業環境を確認する企業見学会
こんにちは。生産電子情報システム技術科です。
沖縄県における新型コロナウィルスの蔓延に伴い、当校では約2週間のオンライン訓練実施期間を経て、先週より対面授業を再開致しました。学生・職員にとって喜ばしいことではありますが、感染を拡大させない行動を心掛けて学習に励みたいと思います。
さて、応用過程2年生では「開発課題」という授業があり、私の担当するグループでは、沖縄県の某企業様から開発依頼があった「清掃ロボット」を製作しています。今回のブログでは、オンライン訓練実施前に行った企業見学会の様子をご紹介致します。(撮影した写真は企業様にご確認いただき、掲載許可をいただいております。)
清掃ロボットといえば「ルンバ」が有名ですが、我々の製作するロボットは製鉄工場内の「スケール」と呼ばれる鉄粉(下図参照)の回収を行います。回収されたスケールは、原料としてリサイクルすることが可能なのです。
ロボットの作業環境は想像以上に狭く、暑いところでした。現場で試作機を実際に動作させることによって、校内の製作作業では把握できない多くのことを肌で感じることができました。
見学会の最後には意見交換を行い、我々の考えるシステムの提案や企業様のご要望を確認することができ、非常に有意義な時間となりました。現場を見学することで、学生の製作に対する意識もより一層高まったことと思います。完成をご期待下さい!
(生産電子情報システム技術科 指導員 U)