生産電子情報システム技術科(1年生)近況報告

こんにちは。生産電子情報システム技術科です。

612日に梅雨明けして約2週間が経ちますが、今週は梅雨前線の南下に伴い、梅雨に逆戻りした感じがしますね。体感的にジメジメするので、体調管理には皆さん十分気を付けてください。 

さて、今回は生産電子情報システム技術科1年生の「電子装置設計製作実習」の実習風景をご紹介します。この授業では、実際の製品製造を想定した内容で、家庭でも利用できる「省エネコントローラの製作」を目的としています。成果物の仕様としては、暗闇において赤外線センサが人物を感知するとライトが点灯し、一定時間感知しなければ消灯するもので、市販のセンサーライトをイメージすると分かりやすいかもしれませんね。

主な実習内容は、抵抗・コンデンサ・スイッチなどの電子部品を配布されたプリント基板に半田付けを行い、動作確認を行います。写真では見づらいかもしれませんが、チップ部品のサイズは小さいもので1.7×1.2mmの大きさで、はんだ付けする場合には、特に集中して作業に取り組んでいます。(※本番では部品をなくした場合、減点となるので要注意。) 

まずは、本日の作業内容の確認です。半田付けのポイントについて、動画を用いた資料で再確認します。
何事も基本が大事ですね。


準備ができたら、作業開始です。半田付け作業では、保護メガネの着用は安全面からも必須です。また、新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため、実習中もマスクは欠かせません。メガネが曇ったり息苦しかったりしますが、こまめに休憩を取りながら作業に取り組みましょう。


お互いに集中して、作業に取り組んでいます。作業場所を整理すると、さらに作業効率がアップしますよ。
日頃から意識するといいですね。


自分のペースで、基本に忠実に、時間内に完成を目指します。あともう少しです。


完成イメージです。何事にも【美観】は重要です。プリント基板を上から見るだけではなく、横など色々な角度から見ると半田付けの良し悪しがはっきりするかもしれませんね。

今回は、電子装置設計製作実習の実習風景を紹介しました。

ご覧いただいたとおり、まさしく【ものづくり実習】です。細かい作業が得意な人、苦手な人、人それぞれですが、クラス内の仲間同士で『切磋琢磨』して、この実習が終了する頃には得意な科目(好きな科目)になることを期待します。




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